1959年4月2日、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。TVドラマの監督・脚本・製作を数多く手掛け、1994年に『マイアミ・ラプソディー』で映画監督デビューを果たす。続く短編映画『Dear Diary』(96)で、アカデミー賞短編映画賞を受賞する。その後、「フロム・ジ・アース [人類、月に立つ]」(98)、エミー賞を受賞した「バンド・オブ・ブラザース」(01)、「アントラージュ★オレたちのハリウッド(シーズン1)」(04)などのTVシリーズを監督する。2006年、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ出演の『プラダを着た悪魔』が世界中で大ヒットを記録する。その後、オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン出演の『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(08)、ジャック・ブラック、オーウェン・ウィルソン、スティーヴ・マーティン出演の『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(10)、メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、スティーヴ・カレル出演の『31年目の夫婦げんか』(12)を監督、ユーモアに満ちた感動ドラマの名手として高く評価されている。最新作は、ヒラリー・ダフ主演のTV映画「Girlfriend in a Coma」(14)。

1959年10月7日、イギリス、イースト・サセックス生まれ。大人気 オーディション番組に審査員として出演し、才能を見分ける洞察力と、歯に衣着せない辛口の批評で人気を呼んだ音楽プロデューサー。2001年、「ポップアイドル」の審査員となり、たちまちその毒舌が話題となる。同年、アメリカの「アメリカン・アイドル」の審査員も務める。2002年に、Syco Entertainmentを創立。2004年から「Xファクター」に審査員として出演、同番組はシーズン2で、ピープルズ・チョイス・アワードを受賞する。2011年にスタートしたアメリカ版では審査員と作曲を務める。2007年からは「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演、シーズン1の優勝者が、本作のポール・ポッツである。2010年には、ソニー・ミュージックエンタテインメントと共同事業を始め、ワン・ダイレクション、スーザン・ボイル、イル・ディーヴォ、シェール・ロイド、ジェームズ・アーサー、エラ・ヘンダーソン、ラビリンスなど、世界的に有名なアーティストのプロデュースを手掛けている。2013年には、3D映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』を製作。モーガン・スパーロック監督が彼らのツアーに密着したドキュメンタリーで、世界各国で初登場1位となるスーパーヒットを記録する。

  • ニューヨーク大学芸術学部を卒業後、ロサンゼルスに移り、初の長編映画『Going Greek(未)』(01)で監督、脚本と製作を担当。2003年、ドキュメンタリー映画『The Fastest Man in the World(未)』(03)に脚本、製作として参加。そして2007年に脚本と製作総指揮を務めた、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン出演の『最高の人生の見つけ方』の世界的大ヒットにより一躍注目を集め、2013年『グリフィン家のウエディングノート』では監督・脚本を務め話題になっている。

  • 1965年、ドイツ生まれ。父のミヒャエルは、マーティン・スコセッシ監督作品で知られる著名な撮影監督。ドイツでTVシリーズを手掛けた後、アメリカへ渡る。デヴィッド・フランケル監督とのタッグは、『プラダを着た悪魔』(06)、『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(08)、『31年目の夫婦げんか』(12)に続く4作目。その他の作品は、『セックス調査団』(01)、『フライトプラン』(05)、『ラブ・ダイアリーズ(未)』(08)、『きみがぼくを見つけた日』(09)、『噂のモーガン夫妻』(09)、『RED/レッド』(10)、『空飛ぶペンギン(未)』(11)、『モネ・ゲーム』(12)など。

  • 1977年、ウディ・アレン監督の『アニー・ホール』でキャリアをスタートさせ、英国アカデミー賞を受賞する。アイヴァン・ライトマン監督作品で知られ、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『キンダガートン・コップ』(90)、『ジュニア』(94)、『6デイズ/7ナイツ』(98)などを手掛ける。その他の作品は、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(90)、『マイ・ガール』(91)、『クリスティーナの好きなコト』(02)、『ミーン・ガールズ』(04)、マイリー・サイラス主演の『ミス・エージェント(未)』(12)、『そんなガキなら捨てちゃえば?(未)』(12)など。

  • ハーブ・リッツ、デイヴィッド・リンチ、ヒュー・ハドソン、ジョー・ピトカなどの写真撮影やCMのスタイリストとしてキャリアをスタートする。主な作品は、イーサン・ホーク主演の『リッチ・イン・ラブ(未)』(92)、クリント・イーストウッド監督・主演の『マディソン郡の橋』(95)、『精神分析医J』(95)、シャロン・ストーン主演の『ラストダンス』(96)、ハル・ベリー主演の『潜在殺意(未)』(96)、アシスタント・デザイナーを務めた『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)、『SAYURI』(05)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)など。

  • 1971年、アメリカ生まれ。デヴィッド・フランケル監督とは、『プラダを着た悪魔』(06)、『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(08)、『31年目の夫婦げんか』(12)に続くコラボレーション。コメディ映画の軽快でハッピーな音楽を数多く手掛けている。その他の作品は、『ハッピー・フライト』(03)、『ドッジボール』(04)、『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(05)、『俺たちフィギュアスケーター』(07)、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(08)、『噂のモーガン夫妻』(09)、『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(10)など。

  • 作曲家やミュージシャンのアテンドから、技術的な手配、音楽スタッフの編成、著作権の管理、アーティストとの契約まで、音楽に関するすべてのことを手掛けて来た。2002年に、Hothouse Musicを設立している。『マンマ・ミーア!』(08)、『レ・ミゼラブル』(12)など世界的に大ヒットしたミュージカル映画を担当する一方、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』(05)や『ダークナイト』(08)などのアクション大作にも関わっている。その他の作品は、『マダガスカル2』(08)、『ツーリスト』(10)、『スノーホワイト』(12)、リドリー・スコット監督の『悪の法則』(13)など。

  • 1954年、イギリス生まれ。ジョン・マッデン監督の『Queen Victoria 至上の恋』(97)で英国アカデミー賞にノミネートされ、同監督の『恋におちたシェイクスピア』(98)でも同賞にノミネートされると共に、アカデミー賞に輝く。続くフィリップ・カウフマン監督の『クイルズ』(00)では両賞にノミネートされる。その他の作品は、『フロム・ヘル』(01)、『カレンダー・ガールズ』(03)、『レディ・イン・ザ・ウォーター』(06)、『ミス・ポター』(06)、『縞模様のパジャマの少年』(08)、『ロンドン・ブルバード–LAST BODYGURAD-』(10)、『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』(11)など。

  • ソプラノ歌手。トリニティ・カレッジ・ロンドンでフェローシップ、音楽演奏の修士号を修了する。オペラ「ラ・ボエーム」のムゼッタ役、「魔笛」のパパゲーナ役やパミーナ役、「蝶々夫人」のケイト・ピンカートン役、「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・アンナ役や、ハイドンの「小オルガンミサ」やコダーイの「ミサ・ブレヴィス」などを得意とする。世界中でコンサートを行い、2011年6月には、ギルドホール音楽演劇学校で、アン王女とマイケル・オブ・ケント王子のためにパフォーマンスを披露した。ウェストミンスター・スクールで歌唱と理論を教えている。